年忌は法事だけれども、法事は年忌じゃない…?…ってどういうこと?

 

法事というのは、法(ほう)の事(こと)(事業)ということで、仏事(ぶつじ)(仏(ほとけ)の事(こと))ともいいます。

つまり仏法の事という意味です。

仏法の事ということは…仏に出遇う…法に出遇う…教えに出遇う…ということがあってはじめて、

法(ほう)の事(こと)となる…法事になる。

そういう意味で法事というのは、年忌だけではなく、お葬式も法事になりますし、報恩講も法事になるわけです。

 

○ 法事・仏事とは「仏法の事業」ということです。

この事業とは「はたらき」ということです。

「仏さまのはたらき」に出遇わせていただくということが仏事であり、法事なのです。

そして、その仏さまのはたらきに出遇わせていただくのは、他でもない、法事にお参りした私なのです。

年忌は、亡き人をとおして、私たちがご本尊に合掌し、お念仏に出遇わせてもらうのです。

 

 

年忌法要の理想的な勤め方として、

命日を機縁として営むのは(忌明法要(35日・49日法要)は別として)、

まる1年・・・・・1周忌

まる2年・・・・・3回忌

まる6年・・・・・7回忌

まる12年・・・・13回忌

まる16年・・・・17回忌

まる22年・・・・23回忌

まる26年・・・・27回忌

まる32年・・・・33回忌

まる36年・・・・37回忌

まる42年・・・・43回忌

まる46年・・・・47回忌

まる49年・・・・50回忌 (ここを「といあげ」と言って「最後の法事」とします)

 

お寺では、例えば宗祖親鸞聖人や蓮如上人などは、この後も、100回忌・150回忌・200回忌~750回忌というように、50年ごとに勤めます。

一般家庭では、まず無いでしょう。

現実には、故人の没後30年も経てば、その頃には別の方が亡くなったりします。

ですから、『父の○○回忌「ならびに」祖母の○○回忌』と一緒に勤めることが一般的な傾向なようです。

 

※(我が家は、いつ年忌の年に当たるか調べたい場合は、年忌当たり年・早見表をご覧ください)

今後の行事

日/曜日 時間 内容 備考
2024年(令和6年)
毎月 第1(日) 午前6時半 おはよう講座 毎月 第1 日曜日
1月 第2 日曜日
中止第3(木) 午前10時~午後3時半 福遊会 毎月 第3 木曜日
4月 12日(金) 午後1時 永代経・蓮如忌 法話:小谷香示 師
30日(火) 午前10時/午後7時半 親鸞教室  
5月 12日(日) 午後1時 定例・奉賛会・宗祖誕生会 法話:戸田 恵信 師
27日(月) 午前10時/午後7時半 親鸞教室  
6月 12日(水) 午後1時 前々住職御命日 法話:戸田 栄信 師
21日(金) 午前10時/午後7時半 親鸞教室  
7月 11日(木) 午後1時 お盆会 法話:戸松 憲仁 住職
12日(金) 午後1時 お盆会 法話:藤井 義尚 師
29日(月) 午前10時/午後7時半 親鸞教室  
8月 12日(月) 午後1時 盂蘭盆会 法話:青木 馨 師
13日(火) 午後7時 納骨堂 お盆会 寺内勤め
14日(水) 午後7時 納骨堂 お盆会 寺内勤め
9月 12日(木) 午後1時 彼岸会 法話:梛野 明仁 師
10月 12日(土) 午前10時 秋の永代経 法話:戸松 憲仁 住職
午後1時 前住職ご命日 落語:三遊亭兼好
俗曲:桧山うめ吉
11月 12日(火) 午後1時 開基・中興法要・相続講 法話:未定
12月 12日(木) 午後1時 成道会(お釈迦様の命日) 法話:織田 慶雄 師
2025年(令和7年)
1月 12日(日) 午後1時 修正会 奉讃会 法話:堀田 護 師
2月 11日(火) 午後2時 こどもほうおんこう「人形劇」 とんがらし
12日(水) 午後1時 報恩講 法話:安藤 伝融 師
13日(木) 午後1時 報恩講 法話:堀田 護 師
3月 12日(水) 午後1時 聖徳 太子会 奉讃会 法話:伊奈 祐諦 師