作家・佐野洋子
【小耳にはさんだいい話】
死ぬとわかるのは、
自由の獲得と
同じだと思う。


「死」を知る効用
名作『100万回生きたねこ』をお読みになったことのある方も多いでしょう。
100万回生まれ変わっては、様々な飼い主のもとで死んできた猫は、飼い主たちがどれほど悲しんでも、自身の死を悲しいと思ったことがありませんでした。
しかし孤独な野良猫に生まれ変わったあるとき、自分に見向きもしない白猫に惹かれ、家族になります。
そして愛する白猫が死んだとき、はじめて死に涙するというお話です。
(もう少し話は続きますので、まだの方はぜひ実際にお読み下さい)
佐野洋子さん自身も死に関して、あるきっかけで大きな気づきを得ました。名言の前にはこうありました。
「余命二年と云われたら十数年私を苦しめてきた鬱病が消えた。
人間は神秘だ。
人生が急に充実して来た。
毎日がとても楽しくて仕方ない」
ふつうは鬱病になると希死念慮にとりつかれるものですが、佐野さんは、
死を宣告されることで鬱から解放されたと言っています。
自分のであれ他人のであれ、死というものを意識することで真の悲しみを知り、また無用な思い煩いから解放される
ということもあるんですね。
いずれにせよ、死について考えることは今の自分の持っている時間を考えることでもあります。それが逆に人生を豊かなものにしてくれるのかもしれません。
【住職のひとこと】
矢作町四区のお墓(中田医院の裏)に
参りますと、若い頃は、顔も知らない人の名前が刻まれたお墓ばっかりだったのですが、今では、知っている懐かしい名前ばっかり。
ひたひたと…時の流れを感じます。
105歳で亡くなられた詩人まどみちお
さんの詩にこんなのがありました。
「臨終」 まどみちお
神様
私という耳かきに海を一どだけ
掬(すく)わせてくださいまして
ありがとうございました
海きれいでした
この一滴の
夕焼けをだいじに だいじにお届けにまいります

| 月 | 日/曜日 | 時間 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年(令和8年) | ||||
| 毎月 | 第1(日) | 午前6時半 | おはよう講座 | 毎月 第1 日曜日 1月 第2 日曜日 |
| 中止第3(木) | 午前10時~午後3時半 | 福遊会 | 毎月 第3 木曜日 | |
| 8月 | 12日(火) | 午後1時 | 盂蘭盆会 | 法話:青木 馨 師 |
| 13日(水) | 午後7時 | 納骨堂 お盆会 | 寺内勤め | |
| 14日(木) | 午後7時 | 納骨堂 お盆会 | 寺内勤め | |
| 28日(金) | 午前10時/午後7時半 | 親鸞教室 | ||
| 9月 | 12日(土) | 午後1時 | 彼岸会 | 法話:梛野 明仁 師 |
| 30日(水) | 午前10時/午後7時半 | 親鸞教室 | ||
| 10月 | 12日(月) | 午前10時 | 秋の永代経 | 法話:戸松 憲仁 住職 |
| 午後1時 | 前住職ご命日 | 落語:三遊亭兼好 俗曲:桧山うめ吉 |
||
| 11月 | 12日(木) | 午後1時 | 開基・中興法要・相続講 | 法話:未定 |
| 12月 | 12日(土) | 午後1時 | 成道会(お釈迦様の命日) | 法話:織田 慶雄 師 |
| 2027年(令和9年) | ||||
| 1月 | 12日(火) | 午後1時 | 修正会 奉讃会 | 法話:堀田 護 師 |
| 2月 | 11日(木) | 午後2時 | こどもほうおんこう「人形劇」 | とんがらし |
| 12日(金) | 午後1時 | 報恩講 | 法話:安藤 伝融 師 | |
| 13日(土) | 午後1時 | 報恩講 | 法話:堀田 護 師 | |
| 3月 | 12日(金) | 午後1時 | 聖徳 太子会 奉讃会 | 法話:伊奈 祐諦 師 |
| 4月 | 12日(月) | 午後1時 | 永代経・蓮如忌 | 法話:小谷香示 師 |
| 5月 | 12日(水) | 午後1時 | 定例・奉賛会・宗祖誕生会 | 法話:戸田 恵信 師 |
| 6月 | 12日(土) | 午後1時 | 前々住職御命日 | 法話:戸田 栄信 師 |
| 7月 | 11日(日) | 午後1時 | お盆会 | 法話:戸松 憲仁 住職 |
| 12日(月) | 午後1時 | お盆会 | 法話:藤井 義尚 師 | |