【お寺の掲示板より】
 
「もっとも優しい言葉は
その人の名を呼ぶことである」

奈良県・淨林寺

令和2年(2020)の春以降、新型コロナウイルスの影響で会いたい人になかなか会えない状況が続いていました。それに伴って、人の名を呼ぶ機会が急激に減ってしまいました。
 
人間は自分の名前を呼ばれると、
呼んでくれた人に対して親近感を覚え、
ささやかな幸せを感じるものです。
ですから、もし周囲の人々に温かく応援してもらいたい場合は、人の名前を常日頃から丁寧に呼んであげることが大切なのだそうです。

因みに昭和の総理大臣・田中角栄さん。
彼はいろんな人と会う際、下の名前まで憶えていて、フルネームで呼んでいたとというエピソードが残っています。
おそらく人間の習性をよく理解していたのでしょうね。だから人気があった。

そういえば、毎年お正月に箱根駅伝が行なわれていますが、その中継の際、日本テレビのアナウンサーは210人の出場選手を絶対に一度はフルネームで呼ぶことになっているんだそうです。
 
それによって、選手本人はもちろん、テレビの前で応援している両親やおじいちゃんやおばあちゃんも、息子や孫の名前を聞くとよりうれしくなっちゃう。
このように、人の名前を呼ぶことは、簡単に誰でもできる優しい行為なのだというわけです。

じつは、浄土真宗で称えるお念仏、「南無阿弥陀仏」というのは、「仏さまの名前を呼ぶこと」なのです。
そして、それは同時に「仏があなたを呼ぶ声」なのです。
お念仏を称える時、私は、仏さまに呼ばれているのです。
 
何と呼んでいるのか? というと…
 
私が称える「南無阿弥陀仏」は、「仏さまにおまかせします」ということで、
仏が称える「南無阿弥陀仏」は、「私にまかせよ」という呼びかけです。
ですから、この世界で最も優しい言葉は「仏さまの名前を呼ぶこと」、
つまり、
「南無阿弥陀仏」のお念仏だと言えるかもしれません。
今後も何かの影響でなかなか人に会えない状況が発生するかもしれませんが、そのようなときこそ、ぜひ家の中で「南無阿弥陀仏」をお称えしましよう。


今後の行事

日/曜日 時間 内容 備考
2026年(令和8年)
毎月 第1(日) 午前6時半 おはよう講座 毎月 第1 日曜日
1月 第2 日曜日
中止第3(木) 午前10時~午後3時半 福遊会 毎月 第3 木曜日
8月 12日(火) 午後1時 盂蘭盆会 法話:青木 馨 師
13日(水) 午後7時 納骨堂 お盆会 寺内勤め
14日(木) 午後7時 納骨堂 お盆会 寺内勤め
28日(金) 午前10時/午後7時半 親鸞教室  
9月 12日(土) 午後1時 彼岸会 法話:梛野 明仁 師
30日(水) 午前10時/午後7時半 親鸞教室  
10月 12日(月) 午前10時 秋の永代経 法話:戸松 憲仁 住職
午後1時 前住職ご命日 落語:三遊亭兼好
俗曲:桧山うめ吉
11月 12日(木) 午後1時 開基・中興法要・相続講 法話:未定
12月 12日(土) 午後1時 成道会(お釈迦様の命日) 法話:織田 慶雄 師
2027年(令和9年)
1月 12日(火) 午後1時 修正会 奉讃会 法話:堀田 護 師
2月 11日(木) 午後2時 こどもほうおんこう「人形劇」 とんがらし
12日(金) 午後1時 報恩講 法話:安藤 伝融 師
13日(土) 午後1時 報恩講 法話:堀田 護 師
3月 12日(金) 午後1時 聖徳 太子会 奉讃会 法話:伊奈 祐諦 師
4月 12日(月) 午後1時 永代経・蓮如忌 法話:小谷香示 師
5月 12日(水) 午後1時 定例・奉賛会・宗祖誕生会 法話:戸田 恵信 師
6月 12日(土) 午後1時 前々住職御命日 法話:戸田 栄信 師
7月 11日(日) 午後1時 お盆会 法話:戸松 憲仁 住職
12日(月) 午後1時 お盆会 法話:藤井 義尚 師