大分県・専光寺 「凡夫」とは、愚かな人(愚者)や仏教教義の理解に乏しい人を意味します。親鸞聖人は「煩悩具足の凡夫」という言葉で表現され、「凡夫」というのは「欲も多く怒りや腹立ち・そねみ・ねたみの心ばか…
真宗大谷派 因速寺住職武田定光 「江戸っ子は、五月(さつき)の鯉(こい)の吹き流し、口先ばかりで、はらわたは無し」 落語家が古典を語る時に使う枕です。「江戸っ子は言葉づかいは荒いが、腹には何もなく気…
「さんずい」に「争う」と書くんだろう? 東京都・西蓮寺住職 白山謙弌 「浄土」「浄財」「清浄」「浄化」など、「浄」という漢字は、澄み切った様子、穢れのない様子を表わしています。 けれど「浄」は、「…
ここでは「薬」ではなく、「正しさ」になっています。 私たちはいつも「正しさ」を根拠にして振る舞いますが、しばしばそれは他者を傷つける要因にもなります。 歴史を振り返ってみると、 自らの「正しさ」を確信…
「トンボの子どもをヤゴというてな、コオロギのような姿をして、水の中で暮らしておるんじゃ。ある池に暮らしていたヤゴたちは、ずっと不思議に思っておった。というのは、ユリの枝をつたって水面にのぼっていった友…